ドラマの主人公は―Bohemian Rhapsodyを観て―

2019年5月20日

心を振るわせるもの

ボヘミアンラプソディー、感動しました。

皆さんもご覧になったかもしれませんね。

 

絵画の世界をよく知らないでピカソ展を見に行った時に

青の時代

バラの時代

アフリカ彫刻の時代

キュピズムの時代

などに分かれていて

貧困や社会的弱者にベクトルが向いているときに書かれている作品

フレディ自身が恋愛してた時期に書いた作品

主張したいことを強烈に主張した作品など

絵画はその時の人生の片鱗であり、心そのものなんだと

とても感動したことがあるのですが

フレディの曲にも同じ思いを抱きました。

 

フレディはヒット曲を目指したことはないと言っていましたが

あらゆる曲の中に散りばめられた誰の中にもある魂の純粋な叫びが

国境を越えて多くの人々の心を振るわせたのでしょうか。

 

日常の生活にもウキッとする自分だけの心を振るわせるものがあります。

それに敏感になって自身の純粋な思いに気がついて

自分取り扱いを上達させたいと思っています。

 

 

 

映画の中でたくさんのクイーンの名曲が流れますが

メロディーがとっても素敵で家に帰ってから調べてみたら

”Who wants To Live Forever 永遠に生きたいものは誰だ”という曲で

歌詞がまた素晴らしいのでご紹介したいと思います。

 

Who wants To Live Forever

おれたちには時間はない

俺たちの場所もない

何が俺たちの夢を形作っているのか?

何が俺たちに残っているのか?

 

永遠に生きたいと願うのは誰か?

永遠に生きたいと願うのは誰か?

 

俺たちにチャンスはない

すべては決定されている

 

世界には俺たちのために取っておかれた

優しい瞬間があるだけなんだ

 

永遠に生きたいと願うのは誰か?

永遠に生きたいと願うのは誰か?

 

愛は死んでしまうというのに

 

俺の涙に触れてみて 君のその唇で

その世界に触ってみて 君のその指で

 

俺たちは永遠でいられるから

ずっと愛していられるから

永遠とは俺たちの今日だから

 

永遠に生きたいものは誰か?

永遠とは俺たちがいる今日だから

 

誰が永遠に生きられるというんだい?

 

 僕は僕だよ

フレディ・マーキュリーの曲によく知られた”We Are The Champions”

”私たちは世界のチャンピオン”という歌詞が出てくるのですが、

私たちみんなが世界のチャンピオン。

素晴らしいですよね~

 

youtubeにupされていたあるインタビューで

クイーンのメンバーがフレディのことをわかっている人はいない。

舞台では堂々としているが普段のフレディはシャイで寂しがり屋だ、と言っていて

これに対してフレディは舞台に立つときは”演じている”という言い方をしていましたが、

 

私は本当の自分に戻っている姿と現実に引き戻された時の姿のように感じました。

 

またある時のインタビューの1シーンで

インタビュアーが”何を目指すのですか?”という質問に

”何を言っているの?僕は僕だよ”と言っていたのがとても印象的で

私たちの本質的な在り方のように感じました。

 

私事ですが

先日入部したばかりのサークルの新年会で、なんとなくカミングアウト大会になって

みんなそれぞれほんとに紆余曲折があって

それでも”私は私”として生きることを見つけてきたという

素敵な笑顔でした。

 

どんな経験をして

どんな思いを抱いて

目の前のその人が立っているのかなんてわからないから

求められない限りは意見を言うなんて必要ないし

もしジャッジする言葉を浴びたとしても受け入れる必要などないと思ってます。