自己紹介

2019年3月12日

プロフィールページに来ていただきありがとうございます。

私は心屋認定カウンセラー＆シータヒーリングインストラクターの いがみよしえ です。

資格

2014.3　心屋塾認定カウンセラー取得
2018.4　基礎DNA インストラクター取得　
2018.4　応用 DNA インストラクター取得
2018.4　ディグディーパーインストラクター取得
2018.4　ソウルメイトインストラクター取得
2018.4　豊かさと夢の実現インストラクター取得

背景

常識という型通りの家に育ち型通りに子育てする私が、ある日不登校という型破りの息子の親になりました。同時期、夫の借金の発覚や私自身が子宮筋腫になるなど、会社員としてフルに働きながら、そしてもう一人の子供を育てながらと一人で抱えきれないほど背負っても身内にも非難されて、折れそうな心を保つために何も感じないようにいつのまにか能面のように表情のない顔が鏡の中に映っていました。

そんな時、好きで定期購読している心理学系のメルマガの中に“あなたは幸せになるために生まれてきました！”という一文をみつけて号泣しました。私も幸せになってもいいという言葉にどれほど救われたでしょうか。

この状況をなんとかしたい一心でカウンセリングを受けたことがきっかけで心の仕組みをもっと学びたくなり2013年に心屋仁之助さんを師匠とする心屋塾に入塾、2016年にシータヒーリングを学び現在に至ります。

失敗談

私は高学歴高収入という考えに何の疑いもなく、それが子供が幸せに生きていくことなんだと信じて子育てをしてきました。その一環で子供にピアノを習わせていたのですが、ある日練習を強いる私に息子が泣きながら“ピアノが嫌いなら好きになればいいんだよ”と言われ、親の期待に応えるために自分を殺してまでピアノを好きになろうとする姿を目の前にして悶絶したことを忘れることができません。

ピアノはやめたもののそこまで息子を追い詰めても親としての在り方にクエスチョンマークがついた程度で衝撃が走るほどの息子からの訴えも私には届きませんでした。

小学校高学年頃から学校から登校していないと連絡が来るようになり始め、高校1年になると学校で問題を起こして停学になったあたりから、昼夜逆転、ゲーム三昧、何日も帰ってこない日があったり、私は息子が自分の範疇を越えて知らない世界に足を踏み入れて親子の絆が切れてしまいそうな不安に襲われながら、夜中探し回ったり、警察からの呼び出しに対応するなど親子供ども光の見えない暗闇を彷徨いました。

その時に不登校を親に学ばせてくれるフリースクールを見つけて私自身が不登校について学ぶようになり、子供に対する見方が少しずつ変化はしたものの、事態に光を見ることはできませんでした。

その子そのものを見るのではなく、社会通念を疑うことなく子供にはめ込んでいく子育てをしたことが私の最大の失敗です。不登校は見える形で表面化しただけで、すべてにおいて言えることでした。

気づきと変化

ある日、息子から夜中呼びだされて車で迎えに行くと友達数人と一緒のことが何回かあり、その子たちそれぞれの家に送る帰りの車の中で少しずつ話をしてくれるようになったおかげで、子供たちの純粋な親に対する愛情や感謝や謝罪の気持ちと大人に対する不条理な思いや自分のしてることへの自責の念の中での葛藤を教えてもらう貴重な体験をさせてもらいました。

そして迎えに行くたびに友達の数が減り、車の中でそれらの素敵な言葉を残してそれぞれの道を見つけて旅立つ後ろ姿に心からエールを送りました。

一方息子は家に引きこもるようになり、家ではほとんど口を開くことはなかったのですが作ったご飯は食べてくれますし、犯罪者になるのではという恐れから逃れただけでも穏やかでした。これは以前何日も家に帰らなかったり警察から連絡を受けたりしたときに、体も力も数倍はあろうかと思われる息子に勇気を奮い立たせて“自分で自分の人生をめちゃくちゃにする犯罪者になることだけは絶対に嫌かだらね。！と叱った時に静かに頷いて、伝わった確信が持てた経緯があったからなのですが、昼夜逆転、ゲーム三昧など比ではありません。

今生きていてくれることが幸せで、食事だけが親子を結ぶものならば心をこめたくなりましたし、めったに口を開くことのない息子に何か頼まれた時や約束事は必ず守るようにしました。そして近所からの好奇の目に対しては、私が本当に息子を愛し誇りに思えるならばどんな対応をするか考えるとおのずと答えが出てきました。

私はいつも正しい親であろうとし正しさを教えようとしてきたけれども、子供たちは正しさを求めているんじゃない。

どんなあなたであろうとまるごとあなたを愛し、信じています、そしてあなたはどんなことがあっても大丈夫という信頼をベースにした在り方そのものを教えてもらった気がしています。

不登校から10年目の冬、“そろそろ働こうと思う”と無口な息子がわざわざキッチンに立っている私に言いに来てくれました。

息子が教えてくれたことはそれだけではありません。

お家継承を重んじる家系の次女に生まれたので物心ついた時から男の子に生まれなかった罪、親を不幸にする罪を背負ってましたから、心の深いところで罪人は幸せになってはいけない、愛されないと思っていたのですが、親もまた時代や常識に翻弄された一人ということを理解したとき、自分に対しても親に対してもゆるしがおきました。

そして忘れてならないのは一番つらい時に寄り添い、支えてくれた存在、愛犬ココロです。

そのココロが2016年の夏、原因不明の極度の貧血で瀕死になり、私の尊敬するヒーラーさんにリーディングしてもらうと“あなたは人の居場所は作るけど自分の居場所を作らない。自分の居場所を作りなさい”と言われて、やりたくて後回しにしてきたものの中に居場所があるという気がしてやってみることにしました。それがシータヒーリングです。瀕死のココロを置いて出かけるのは心配ではあったけれど、不思議なことに少しずつ食欲が出始め、奇跡的に復活し今も元気に私の師匠でい続けてくれています。

目に見えない力、言葉にならない言葉、あらゆる命に支えられて今があると思っています。